おはようございます。
長野です。
さて、一枚板(無垢テーブル)において、最も多いトラブル「反りの発生」について、
書いていきます。
まず、「反りが発生する理由」はなんなのでしょうか?
天然木は生きています。
だからこそ湿度・乾燥に敏感で、
湿度の高い時には木は膨張し、
乾燥期には木の水分が抜け、縮みます。
収縮膨張の範囲は、材質により異なりますが、
鉛筆の芯程動くと思っていてください。
この木が「動く」時に(縮小・膨張が始まった時)反りが発生しやすくなります。
「天然木・無垢材だからしょうが無い」
と言う業者もおられますが、テーブルが傾いたら使いにくいですよね。
というかテーブルとして利用できないですよね・・・。
でもあきらめてはいけません。
「反り」は直すことができます。
天板裏に補強木を入れたり、
場合によっては鉄のアングルを使用する事もあります。
いままでそのようにして反りが発生した一枚板をなおしてきました。
木の動きは、基本的には我慢が必要ですが、
使用出来なくなるほどの反りが発生した場合は、
「修復可能」ですので、いつでもご相談下さい。